2006/11/10 〜 完全さと不完全さ 〜 ・・・hibiki
完全になろうと思えば思うほど人間は不完全になっていく。
なぜなら、完全を目指すがゆえに自分の不完全さに焦点が合い始めるからである。
逆に不完全になろうと思えば思うほど人間は完全になっていく。
なぜなら、不完全さを肯定しているわけだから、あとは自分の完全さしか見えてこない。
不完全さを目指す試みというのは、俗に言う変人的な考え方である。
しかし、変人そのものは枠にはまらない存在を証明しているようなものなので完全に癒し系である。
クリスタルもまた不完全さを目指す完全形である。特にエレスチャル。
水晶の最後のかたちと言われますが、彼らの最後を見れば
彼らがどれだけ不完全さを目指したのかがわかる。
完全さを目指しているのであったならば、美しく透き通る透明な水晶のままで命を終えるはずである。
しかし、彼らが目指したものは、ひとつとして同じ個体のない不完全な完全さである。
人間もまた、その生命のルールから逃れることはできず
完全さを求めれば求めるほど却って不完全になってしまう。
自分がおかしな存在であることを認めてみよう。
そしたらもっと楽に生きられる。
クリスタルたちがそうしているように。
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