ケルト紀行
SPIRITUAL JOURNEY IN IRELAND
「アイルランドの音・風・大地」

原文:響
編集:天音


Part4



ブラーニー城のドルメン


 

7日目

ゴールウェイを出発し、バレン高原、モハーの断崖、アデアを経てキラーニーへ。

ゴールウェイは良かった。
またいつか帰ってこられますように。
650軒のパブを制覇できますように。
さよならゴールウェイ。




バレン高原・・・相変わらず美しい景色だ。少し起伏が出てきた。
ここらには畑もある。家の庭にも普通にメンヒルがある。
岩山が見えてきた。すごい岩の数だ。びっしりと岩で埋まっている。


各所でカトリックの虐殺を行ってきたクロムウェルもここにはまいって、逃げたらしい。
くねくね山道を上がって、巨人のテーブルという名所に到着。



巨人のテーブル
紀元前2500年前に作られたお墓。
すごく大きいように感じるが実際は小さめのテーブルだった。
この辺りは磁気が出ているらしいが、特になにも感じなかった。



モハーの断崖・・・ここは一番私がどっきりしそうな名所だった。
(響は高所恐怖症です(笑))
ドゥンエンガスの遺跡も切り立った断崖の上にあったがここはそこよりもさらに高いらしい。
近づきたくなかった。

おっと!どうやら最近は足場が悪くて立ち入り禁止になっているらしい。
ほっとした。でもかなりの人が立ち入り禁止区域内に入ってるな〜。
ドイツの人がほんとに落ちたらしい。気をつけてください。

モハーの断崖が良く見える見晴台まで歩く。ここは手摺がついているから安全だ。
その途中、ストリートミュージシャンがいた。1人目はアコーディオンを弾いていた。

2人目を見つけた。どうやらハープを弾くらしい。
弾き始めるとびっくりした。その楽器の音もさることながら、その歌声に感動した。
これほど歌という行為に感動したことはなかった。しかもこんなに短時間で。
私は長い間、歌という概念を間違って捉えていたのかもしれない。
歌は自分を表現したり、何かを唄ったりする人間の行為だと思っていた。



でもこの方は違っていた。歌いたいと衝動ではなく、大地から出てくるメッセージを自然に
強烈に紡いでいるといった感じだ。
なんて純粋なエネルギー体なんだろうと思った。

アセンションしてると思った。
というより私たち日本人がディセンションしているからそう感じるのだろう。

私たち日本人の場合は、破壊された精神の上に芸術や経済の観念がのっかっているので
虚栄心を満足させるための歌だったり、貨幣を手に入れるためだけの経済活動であったりと手段を目的にしている場合がある。
その精神を突破するための大きなヒントを(私たちが扱っている)石は与えてくれていると思う。
私たちが扱っているのは石ではなく、持つ人のそれぞれの心の問題なんだと改めて感じた。
そして石を単に売っている時ではなく
コミュニケーションや愛や、自信に関する心理的ブロックが石によって解消されたと聞いた時が一番嬉しい。


アデアというかわいらしい村に立ち寄った後、キラーニーへ到着。
今日はここで1泊。前にスーパーがあったので安心。


8日目

今日はキラーニー近郊の観光。マクロス邸、ロス城、ケリー周遊路を1周。


マクロス邸、ロス城を見学した後、ディングル半島を1周するケリー周遊路へ。
途中、アイルランド最高峰のカラントゥヒルを通過したが残念ながら上のほうは雲がかかっていた。

モールスギャップ・・・アイルランド一美しいと言われている島の南西部に位置するキラーニーから3時間ほど
半島の先端に行った所にモールスギャップは位置する。
            この付近は怖いくらい気になる石がごろごろしている。山々もほんとに霊的な感じがする。
半島全体がパワースポットかもしれない。


対岸はディングル半島

私たちはモールスギャップという観光地に到着した。
そこは山の頂上のようなところで景色以外にはなにもないところだった。
この土地自体がギャップがあるのでこう呼ばれているらしいが、そんなことはどうでもいい
と思うくらいのすごい光景が見えた。はるか目の前には黒い谷と呼ばれる谷が見えた。
とにかくこれがすごい。

ここらあたりの霊気は全てこのブラックバレイから来ていた。
ただそのブラックバレイ自体が凄まじい霊気を発しているわけではなく、
その地形が向こう側からこちらへ特別な霊気を集約して降らせているような感じだった。




この山はレプラホーンという妖精がよく出るらしくて、看板まで立ててあった。
そういうことにもうなずける霊気があった。
霊気というより妖気といったほうが適切かもしれない。
この付近のバイブレーションは石でいうとオブシディアンでプラスにもマイナスにも
転じる巨大な宇宙エネルギーといった感じだ。日本でいうと鞍馬山に近い。

ここに来て私は認識が妖精を生み出すという自分の考えを改めて確認した。
妖精は心の中に存在していて、外界に存在するとかしないとかという議論は不毛だと感じた。
生み出す原動力は信じる力で、それをサポートするのは自然である。

認識が存在を生みだし、存在が現象を発生させ、現象が存在を確定する。
そんなサイクルが強烈に迫ってくる土地だ。
私たちは信じなくなってしまったのではなく、信じられる神秘的な空間を失ったんだ。
だから私たちの世代は石によって、スピリットを信じられる神秘的な空間を生み出そうとしているんだと感じた。
自分が潜在的に選択した自分の仕事の素晴らしさに感動した。

本日もキラーニーで1泊。

今日は春が少し具合を悪くして、今夜のディナーはギネス抜きでした。

9日目

キラーニーを後にし、ブラーニー城、コーク、ロックオブカシェルを経由してウォーターフォードへ


ブラーニー城の庭園
(木のところに春が立っているのわかるかな?)

南へ来るとスピリチュアル的な要素が薄くなってくる。
ブラーニー城もロックオブカシェルも綺麗で名所なのだろうがなにかこう訴えかけてこない。
これはダブリンから北アイルランドを抜けるまで持っていた感覚と同じだ。
訴えかけないとだめだというのではなく、私たちのスピリチュアルジャーニーとしての重要なのはやはり西海岸だ。
ギネスビールも今回の旅行の大切な動機の一つだが、
それと同時に私にとっては魂の流れがここアイルランドで停滞していたので、一気に浄化したかった。

本日はウォーターフォードで1泊。
ここでやっとのことでキルケニーの生ビールにありつけた。
キルケニーに近づいてきたので、もうそろそろあるだろうとおもっていた。
やっぱりこれはうまい。
スミズィックスよりもキルケニーのほうがおいしいのになんであまりバーに置いてないのか不思議だった。





まだまだつづく・・・